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現地団体のアドバイザリーを経験!興味があるなら興味で終わらせず、学生のうちに挑戦【アクセルアフリカ インターン記 vol.2】

執筆者の写真: Hiroshi YokoyamaHiroshi Yokoyama

アクセルアフリカはケニアを拠点に日系企業のアフリカ進出サポートや現地での事業開発のご支援をしています。


弊社では現在、ケニア現地で私たちと一緒に働いてくれるインターンを募集しています!


今回もケニアでインターンとして活動してくれたかなさんにインターン記を執筆いただきました。



1. 自己紹介


はじめまして!アクセルアフリカで2024年11月から12月まで約2ヶ月間インターンをしていました、川口華奈です。


私は香港で生まれ、香港、アメリカ、日本、ドイツ、オランダで育ちました。今年9月に早稲田大学を卒業し、来年4月から民間企業に入社予定です。


高校1年生の夏、私は1ヶ月間タンザニアでボランティア活動に参加し、マサイの少女たちに英語を教えました。そこで、正当な教育機会を得られない子どもたちの現状を目の当たりにし、ジェンダー格差や貧困問題へ関心を抱きました。


この経験がきっかけとなり、社会課題について学ぶため、早稲田大学のTAISIプログラムに進学しました。在学中は、国際協力分野の知識を深めるため、NGOや国連機関で国内外の長期インターンを経験しました。



2. AXCELでインターンを志望した理由


アクセルアフリカのインターンを志望した理由は、起業やビジネスを通じた貧困問題解決の可能性を追求するためです。これまでNGOや国連機関でのインターンを通じて、国際協力の重要性を学んでいく中で、寄付やボランティアといった人の心に頼る支援に限界を感じました。


また、募金活動では「スラムや貧困地域に住む子どもたちはかわいそう」という固定概念を広めているのではないかと感じ、実際に目にした現状とのギャップに違和感を覚えました。


この経験から、現地に暮らす人々と対等な関係を築きながら、彼らの可能性を最大限に引き出す環境を整えられる人になりたいと思いました。


そして、支援金に依存するのではなく、持続可能な発展を生み出す「ビジネス」という手法こそが、貧困問題をはじめとする社会課題の根本的な解決につながると考えました。


アクセルアフリカは、日本とアフリカの企業や人々をつなぎ、社会課題解決型ビジネスを共に創出することを目指しています。


こうした事業展開を通じて、アフリカ諸国の経済成長に持続的に寄与する姿勢に共感し、私自身もここでの経験を通じて、将来の目標に一歩近づけると確信しました。


3. 担当業務


私はコンサルティング業務を担当しており、ケニア市場への進出を目指す日本企業向けに事前調査やアドバイザリー業務、イベント運営の補助を行っていました。


その中でも、パートナー団体であるPower Learn Project(PLP)のコンサルティングを主に担当していました。PLPは、アフリカの若者にデジタルスキル習得の機会を提供し、アフリカのデジタル未来を牽引するための人材育成に取り組むNGO団体です。


インターン期間中は、ミーティングに参加してアドバイザリー業務を行いました。過去の事例を調査し、データや意見を提供することで、PLPがより安定した運営を実現できるようサポートしました。


アドバイザリー業務以外では、団体内で実施されているブロックチェーン勉強会や、支援活動の一環として開催される学生向けイベント「Coffee & Code」、さらに教育プログラム修了生の卒業式にも参加させていただきました。


PLPのアドバイザリー業務に加え、支援対象者と直接関わることができたことは、非常に楽しく貴重な経験となりました。



4. インターンを通して学んだこと


日本とケニアの文化の違いが仕事への取り組み方に影響しており、その違いをリスペクトすることの大切さを学びました。例えば、ミーティングで30分以上待たされることがありました。


日本人は時間に厳しいですが、ケニア人は時間に対して柔軟でルーズなところがあります。しかし仕事をスムーズに進めるためには、相手を尊重しつつ、お互いの仕事の進め方について対話を続けることが重要だと感じました。


具体的に、私は前日と当日にリマインダーを送り、必要に応じて相手に時間を変更する提案をするよう心がけました。


また、代表の横山さんやケニアで活躍している方々との関わりを通じて、社会課題解決に向けた各セクターの役割や影響の与え方について学びました。


これまで私は「影響力」にとらわれて考えていましたが、「どれだけ多くの人に影響を与えられるか」よりも、「どのような関わり方で誰に影響を与えたいのか」という視点がより重要であることに気づきました。


例えばビジネスは対等な関係で関わることができる一方で、アプローチできる層には限界があり、私が関わりたい層に届きにくいという課題も感じました。インターン内外での交流を通じて、私自身の視点が広がったと感じています。


5.最後に一言


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。アクセルアフリカでインターンを始めてから、さまざまな想いを胸にケニアで挑戦している日本の方々に出会いました。毎日が刺激的で楽しく、素敵な2ヶ月間を過ごすことができました。


JENGA HOUSEやインターンを通じて出会った方々、心配しながらも送り出してくれた家族、そしてこの機会を提供してくださった代表の横山さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 


インターンに応募しようか迷っている方へ


ケニアという日本から遠く離れた国に一人で渡航することに不安を感じる方も多いと思います。


私も最初は不安でした。しかし、同じように不安を抱えながらも渡航し、夢を追いかける同世代のインターン生たちと出会い、その不安も吹っ飛びました。


毎日が新しい発見と学びでいっぱいです。興味があるなら興味で終わらせず、ぜひ学生のうちに挑戦してみてください!応援しています。



ケニア現地インターン生、募集中!


アクセルアフリカは、ケニアを拠点にアフリカ市場への進出を目指す日系企業やアフリカ現地で事業に邁進しているスタートアップに対してコンサルティング・アクセラレーションサービスを提供しているコンサルティング会社です。


アクセルアフリカでは今後の事業拡大に向け、現地ケニアにて私たちの活動をサポートしてくれる現地インターンの募集を行っております。アクセルアフリカのインターンでは、様々なバックグラウンドや目的を持った学生がケニア現地で奮闘しています!


アフリカでのコンサルティング業務・メディア運営・コミュニティハウス運営に少しでもご興味・ご関心ある方はぜひお気軽にご連絡ください。


また、実際のインターンの仕事内容や業務形態について知りたいという方に向けてカジュアル面談も準備しておりますので、以下のフォームからお問い合わせくださいませ。


応募方法


募集要項を確認の上、下記フォームからご応募ください。まずは書類選考をさせていただき、ご記載いただいたメールアドレスへご連絡させていただきます。


カジュアル面談について


応募を迷われている方や、事前に確認したいこと等がございましたら、カジュアル面談として30分〜1時間程度のオンライン面談も対応可能ですので、是非、以下フォームよりお申込みください。



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AXCEL AFRICAは、アフリカにおける日系企業の事業開発パートナーです。私たちは、日本とアフリカ諸国とのパートナーシップ構築に取り組んでいます。

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